[アップデート] DocumentDB がクラスターの削除保護をサポートするようになりました!
こんにちは、岩城です。
本日、DocumentDB でクラスターの削除保護をサポートするアップデートがありましたので紹介します。
Amazon DocumentDB (with MongoDB compatibility) Now Provides Cluster Deletion Protection
なにが嬉しいの?
DocumentDB クラスターを誤って削除することから防げます。
やってみた
余談ですが、以下のエントリで紹介している CloudFormation テンプレートで構築した環境を使用しています。先日クラスターの停止がサポートされ、削除せずに停止して残しておいたのですぐに検証することができました。素晴らしいアップデートです。
マネジメントコンソール
クラスター識別子をクリックするとクラスターの詳細
が表示されます。
Deletion protection
が追加されておりDisabled
になっていることが分かります。変更
をクリックして削除保護を有効にします。
Enable Deletion Protection
にチェックを入れ、続行
をクリックします。
変更の概要が表示されるので、Deletion Protection
がDisabled
からEnabled
に変更されることを確認します。また、検証目的ですので変更のスケジュールはすぐに適用
を選択し、クラスターの変更
をクリックします。
クラスターの詳細
からDeletion protection
がEnabled
になっていることを確認します。
クラスターを削除しようとしても削除
を選択できないようになっているため、ここでも削除保護が有効になっていことを確認できます。
削除保護を無効にする手順は、有効にする手順とほぼ変わらないので割愛しますが、Enable Deletion Protection
のチェックを外せば無効にできます。
CLI
CLIも用意されています。
筆者の環境は以下のとおりです。
$ aws --version aws-cli/1.16.192 Python/3.7.3 Darwin/17.7.0 botocore/1.12.182
削除保護を有効にする場合
$ aws docdb modify-db-cluster --db-cluster-identifier sample-sample-cluster --deletion-protection
削除保護を無効にする場合
$ aws docdb modify-db-cluster --db-cluster-identifier sample-sample-cluster --no-deletion-protection
おわりに
RDS にはあって DocumentDB に無かった機能がアップデートにより続々と追加され、より使いやすくなっていくことを感じています。
本エントリがどなたかのお役に立てれば幸いです。